個人再生とおまとめローンのメリット・デメリットを解説

借金が返しきれなくなって困っている人の中には、個人再生を利用しようか、おまとめローンを利用しようかで迷っている人もいると思います。

個人再生とおまとめローンは借金問題の解決方法としては根本的に違う方法で、個人再生では元本が減額してもらえますが、おまとめローンでは利息が少し減るだけで、場合によっては返済総額が増えてしまいます。

ただし、個人再生では保証人に迷惑がかかる、ブラックリストに載るなどのデメリットもあるので、事前に把握しておきましょう。

個人再生とおまとめローンでは減額できる借金額が全然違う

個人再生では、利息・遅延損害金を全額カットしてもらったうえで、元本を大幅に減額してもらい、35年かけて返済していくことになります。

個人再生での返済額については、以下のような基準が定められています。

借金額100万円以下:借金額の全額

借金額100万円~500万円:100万円

借金額500万円~1500万円:借金額の5分の1

借金額1500万円~3000万円:300万円

借金額3000万円~5000万円:借金額の10分の1

借金額が5000万円を上回る場合は個人再生できません。

なお、財産を持っている人の場合は、持っている財産を売却処分したときの金額と上記の基準を比較して、高い方が返済額になります。

一方、おまとめローンで借金を減額できるとすれば、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠で金利18%などの高い金利で借金して、金利14%のおまとめローンを利用した場合に、金利4%ぶん返済額が小さくなる、といったケースです。

ただし、その場合でも毎月の返済額が小さいと、結果として返済総額が増えてしまうこともあります。

個人再生とおまとめローンのデメリットを比較

おまとめローンには返済総額が増える可能性があること以外にデメリットはあまりありませんが、個人再生をした場合はブラックリストに載ってクレジットカードやローンの利用など、信用が必要な一部の取引ができなくなるというデメリットがあります。

また、個人再生ではすべての借金を平等に整理しなければならないため、保証人付きの借金がある人は保証人に迷惑がかかることになります。

まとめ

個人再生には、借金の利息や遅延損害金を0円にしてもらい、元本を大幅に減額してもらえるという大きなメリットがありますが、おまとめローンでは返済総額は増えてしまうパターンもあります。

一方、個人再生をするとブラックリストによる制限を受ける、保証人に迷惑がかかる、といったデメリットを受けますが、おまとめローンには大きなデメリットはありません。