債務整理できる借金の金額を手続きの種類ごとに解説

債務整理をすれば借金を減らしたりなくしたりできるという話はよく見かけると思いますが、借金の金額がいくらくらいまでなら債務整理できるのかという情報はあまり見ないのではないでしょうか。

ここでは、債務整理できる借金の金額を手続きの種類ごとに解説していきます。

債務整理できる金額ははっきり決まっていない

実は、債務整理ができる金額というのは具体的にいくらからいくらまでとはっきり決められているわけではありません。

まず、債務整理ができる借金額の下限というのは決められていないため、例えば借金額が50万円に満たないから債務整理はできない、というようなルールはありません。

借金の返済が苦しいと思ったら、債務整理を検討してOKなのです。

また、借金額がいくらであっても自己破産ならできるので、借金額が1000万円を超えているから債務整理自体ができない、というようなことはありません。

ただし、債務整理の種類ごとに扱える金額の幅はいくらか決まっていますので、あなたの収入と借金の金額に応じた手続きを選ぶことが大切です。

債務整理ごとの借金の金額めやす

任意整理では借金額の下限というものは特にありません

また、任意整理の費用はお金を借りた会社1社につき2万円~8万円程度で済むので、少額の借金も扱いやすいです。

任意整理できる借金額の上限は特に決まっていませんが、毎月返済に充てられる金額に60をかけた金額がめやすとなります。

例えば、毎月3万円を返済に充てられる人であれば、借金額180万円までなら任意整理が可能です。

個人再生の場合は民事再生法で扱える借金額の下限と上限が決められています。

借金額が100万円以下の場合、元本をそれ以下に減額してもらえることはありません。

また、借金額が5000万円を上回る場合は個人再生を行うこと自体ができません。

自己破産については、任意整理や個人再生では解決できない借金のみ扱うことができます。

扱える金額に上限はないため、借金額が5000万円を超える場合は必然的に自己破産を選ぶことになります。

まとめ

債務整理は借金の金額がいくら以上でなければできないということはないので、返済が苦しいと思ったら債務整理を行って大丈夫です。

任意整理は少額の借金を扱いやすく、毎月返済に充てられる金額に60をかけた金額くらいまでなら任意整理することが可能です。

個人再生で扱えるのは、100万円以上5000万円以下の借金です。

自己破産は任意整理や個人再生では解決できない借金の場合しか利用できませんが、扱える借金額に上限がありません。